パンダのため息

老舗文芸出版社「パンダ舎」(仮名)で働いている「鞠小路まり」どすぇ。  出版ギョーカイ驚愕そして騒然の内幕暴露! もたまにあるかもよん。 でも、キホン的には読んでもためにならないよ〜んだ。


(その1から読む)

基本的にはサイン会は、作家・出版社・書店いずれにとってもソンなイベント。
しかし、この三者がイベント終了までハラハラするのが……
そうです! 客の入りです。
行列ができようとガラガラだろうと、赤字は覚悟の上。カネの問題じゃないのです。
空気、が問題なのです。
本屋の隅で作家がちょこんと座っているだけ……
関係者にとってこれほど怖い風景はありません。
というわけで、書店は事前に整理券を配って当日の予測を立てるのですが、
もし「こりゃヤバイ」となったら、
サクラ……もとい関係者は同僚とか家族とかいろんな人に
「助けて〜」
もとい
「おもしろい人がやってくるよ〜」
と声をかけまくる。(^_^;)
どういう作家がサイン会的にアブナイか?
これが意外とわかりにくい。
有名芸能人なのに閑古鳥だったり、
巷では無名だけどカルト的に人気がある作家が大盛況だったり、
謎です。
(つづく)

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